2011年の酉の市は三の酉まであります。一の酉は11月2日(水)、二の酉は11月14日(月)で三の酉が11月26日(土)でした。平日は仕事があるので仕事帰りはきついので、三の酉の土曜日に参拝してきました。
毎年、熊手を買っているので(と言っても一般的な800円のもので、ご利益もそこそこだと思います)、今年も昨年の熊手を返納して新しいものを買いました。私が住んでいるのは練馬で、練馬駅前の商店街を入ってすぐのところに練馬大鳥神社があります。敷地はそれほど広くなく、本殿と神楽殿があります。夜に行くと神楽が行われていて、1つの演目が終わるたびに、紅白の餅を投げ、それを拾うという光景が見られます。神社には列に並んで進んでゆくのですが、入り口に近づくと道路の左側に鳥みきという焼き鳥屋さんがあり、大串350円のものや良くある焼き鳥、大きなえびの串焼きがおいしくて、非常に繁盛しています。
酉の市というと東京の下町のお祭りとばかり思っていたのですが、熊手に添えられた書き物には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊勢の国で亡くなってから、大鳥に化身して大阪堺市のある場所に飛来したことから、その場所に大鳥神社を創建されたと伝えられていて、東京およびその周辺に末社が多く建てられたそうです。この神社で配られる熊手は、福を搔き込み、幸せの御神徳を載くものだそうです。