10月15日入院、手術、16日は経過観察のたえめ病室で過ごし、17日退院と2泊3日とあわただしいリフレッシュ。今回は切除する部分のみに注射で麻酔するだけなので、意識ははっきりして首の辺りで、腫瘍を周りの組織から切り取るはさみの音がチョキチョキとし、二人の先生の会話が、これが神経、これが筋肉、そしてそれが血管などといいながら役2時間半の手術が終わる。結構深いところまで脂肪がついていて、場所によっては周りの組織に癒着していたりと、聞きたくない会話を聞きながら永遠に終わらないと思われる時間が過ぎていった。終わったら次はきったところを縫い合わせるだけ。ここはそれほど時間がかからずに終わった。あとで、取り出した組織をみせてもらったが、円筒状の容器にホルマリンが入っていて、その中にぎっしりと脂肪の塊が詰まっていた。こんなに大量の脂肪がいつの間にか首にたまってしまったのかまったく理解できない。
第2弾の部屋は差額ベッドで4,500円ほど追加で徴収された。第1弾と比べると隣の人との間が家具で仕切られていてよりプライバシーが保たれるが、所詮、隣の人の話は筒抜け。
抜糸前の切った翌日の患部。この写真ではわからないが患部は中にたまった脂肪を取り除いたため、陥没している。いずれ、元通りの高さまでになる。この日には頭を洗ってよいと言われたが、さすがにやめた。
術後4週間。抜歯したのでぎざぎざの糸がなくなったのと、髪が伸びたので、あまり目立たなくなった。もう少し伸びれば、これほど大きな後だとは気がつかないだろう。
手術の翌日は台風が通り過ぎたあとなので、快晴。
デイの部屋で、患者と訪問客の団欒に利用。自動販売機は1階の売店のほかに、ここにもある。