2010年4月15日木曜日

「 成功者の絶対法則 セレンディピティ」 読書感想


今回は「成功者の絶対法則 セレンディピティ」を読んだ感想文を書きました。
時々聞くのですが、「この発見、発明は偶然でした」。本当にそうでしょうか?この本では偶然が起こるべくして起こったという事を実際の発見、発明の起こった要因をこの様な観点から解説しております。


大筋は以下の通りです。偶然をとらえて幸運を引き寄せる「脳力」「セレンディピティ」と呼びます。最近この言葉をよく耳にしますね。セレンディピティにまつわるエピソードは科学技術の世界でノーベル賞を受賞した人達が実験の失敗によって偉大な発見をしたというものがよく知られております。セレンディピティは偶然起こるのですが、それには「下地」が必要です。偶然を作り上げる様にいつも将来のビジョンを描き、そして更新し、来るべき日の準備をしておく事が大切です。偶然は日々の仕事の中でちょっとした変化に気付いて初めて起こるのです。この偶然は実際に行動した結果として起こるものです。また、積極的に「異分野」に興味を持つ事もイノベーションを起こす事になる事も有ります。では、個人ではなく、組織ではどうでしょうか?理想的な組織は「異分野のプロを集める」事が大切です。再び個人について考えると、制約のある日常生活の中でセレンディピティを高めるためには、情報収集や色々な分野の読書の習慣をつける事が大切です。
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