今日は長男が定期演奏会に出るということで、夫婦と祖母で聞きに行きました。
息子からは、早稲田の近くで行われると妻が聞いていたので、てっきり新入生のときに発表会を行った教会だと思って、丁度会場に14:30に着くように高田馬場から東西線で早稲田に向かいました。
その電車の中で、祖母があらかじめ息子から預かっていたチケットを見て、会場が人見記念講堂だと気づき、これから三軒茶屋に向かったのでは間に合わないと3人であわてていました。それを聞いていた方が、このまま乗っていって九段下から半蔵門線で行けば、乗り換えなしで渋谷の2つ先の三軒茶屋に着くと聞かされて、そのルートに乗りました。半蔵門線に乗ると三軒茶屋までわずかな時間で行けることがわかり、三軒茶屋には14:35分頃には着いて、45分には席についていました。
演奏会は3部構成で、1部には息子が見当たりませんでした。どうも、別のクラブの用を済ましてからきたので1部には間に合わなかったようです。第2部に息子を見つけて一安心。
都の西北に始まり、都の西北で終わりました。
第1部
[AMAZING GRACE], [AGNUS DEI], [HOMELAND]と聞きなれた曲で気持ちよく聞きました。
第2部
委託初演 混声合唱組曲「沈黙のありか」
この曲は作曲家の森山至貴さんに作曲を委託して、今回初めて演奏される曲だそうです。色々な詩集を図書館で探して、牟礼慶子さんの詩集がこの合唱団にぴったりではないかと言うことで、そのなかから4編を選んで作曲されたそうです。理由は牟礼さんの詩句の背後に世界の重さに釣り合う言葉を探り続けると言う執念と、世界に自己を正しく拮抗させようとする執念を強く感じ、きっと若者の共感を呼ぶとの直感から選ばれたそうです。
第3部
「Te Deum」
ここでは3郡の合唱と弦楽合奏、プリペアード・ピアノ、ウインド・ハープの組み合わせで合唱と弦楽演奏というハーモニーがすばらしいものでした。