2011年12月25日日曜日

第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会に出場


次男が所属する西武学園文理高校のバスケットボールチームが「東日本大震災」被災地復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2011 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会に埼玉県の代表として出場
第1回戦の対戦相手は常連校の県立能代工業。能代はNBAにまで上り詰めた田伏を育てた学校。
一方、西武学園文理高校の大応援団は勝利を確信して応援。
試合開始前の練習時間。 
 いよいよ試合開始。
 幸先良くスタート。
最初は順調に得点を重ね応援団も大喜び。息子は2階席の一番前で応援。

結果は西武学園文理高校 65点 対 秋田県立能代工業高校 88点で23点差で負けた。素人目には、能代に比べ西武文理のシュートの数が少なく、シュートの正確さも低かったように見えたが、実はデータを見ると23点のうち、フリースローの得点差数が15点、純粋にシュートの得点差はたった8点(約3シュート)だった。こうしてみると、先日見たマネーボールの映画の教訓はホームランバッターを集めるより、フォアボールでも何でも1塁に出塁する率の高いプレイヤーを揃えたほうが勝つ確率は高いということであったが、バスケットでも同じようなことが言えるプレースタイルがあるのではと素人ながらこの試合を見て思いました。その後の能代の試合は3試合目で負けていますから、相手によってはそれだけでは通用しないのかもしれません。



2011年12月19日月曜日

早稲田大学混声合唱団の第56回定期演奏会を聞いて


今日は長男が定期演奏会に出るということで、夫婦と祖母で聞きに行きました。
息子からは、早稲田の近くで行われると妻が聞いていたので、てっきり新入生のときに発表会を行った教会だと思って、丁度会場に14:30に着くように高田馬場から東西線で早稲田に向かいました。
その電車の中で、祖母があらかじめ息子から預かっていたチケットを見て、会場が人見記念講堂だと気づき、これから三軒茶屋に向かったのでは間に合わないと3人であわてていました。それを聞いていた方が、このまま乗っていって九段下から半蔵門線で行けば、乗り換えなしで渋谷の2つ先の三軒茶屋に着くと聞かされて、そのルートに乗りました。半蔵門線に乗ると三軒茶屋までわずかな時間で行けることがわかり、三軒茶屋には14:35分頃には着いて、45分には席についていました。
演奏会は3部構成で、1部には息子が見当たりませんでした。どうも、別のクラブの用を済ましてからきたので1部には間に合わなかったようです。第2部に息子を見つけて一安心。

都の西北に始まり、都の西北で終わりました。

第1部
[AMAZING GRACE], [AGNUS DEI], [HOMELAND]と聞きなれた曲で気持ちよく聞きました。

第2部
委託初演 混声合唱組曲「沈黙のありか」
この曲は作曲家の森山至貴さんに作曲を委託して、今回初めて演奏される曲だそうです。色々な詩集を図書館で探して、牟礼慶子さんの詩集がこの合唱団にぴったりではないかと言うことで、そのなかから4編を選んで作曲されたそうです。理由は牟礼さんの詩句の背後に世界の重さに釣り合う言葉を探り続けると言う執念と、世界に自己を正しく拮抗させようとする執念を強く感じ、きっと若者の共感を呼ぶとの直感から選ばれたそうです。

第3部
「Te Deum」
ここでは3郡の合唱と弦楽合奏、プリペアード・ピアノ、ウインド・ハープの組み合わせで合唱と弦楽演奏というハーモニーがすばらしいものでした。

2011年12月18日日曜日

クリスマス イルミネーション2011 - カレッタ汐留

2011年12月17日夜9時過ぎに新橋での忘年会が終わってから、少し歩いてカレッタ汐留のクリスマス イルミネーションを見てきました。大勢の人だかりで、何を待っているのかと思ったら、中に備えられた鐘を順番で鳴らすことが出来るようでした。


来年は良い年でありますように。

2011年12月10日土曜日

皆既月食 - 次の機会は11年後


2011年12月10日23:30頃の皆既月食はオレンジ色にみえて綺麗です。

ほぼ完全に月が地球の影に隠れてしまった。

2011年12月6日火曜日

クリスマス イルミネーション2011 - 東京ミッドタウン

今年も東京ミッドタウンのクリスマス イルミネーションが始まった。周りの子供達もおおはしゃぎ。うちの子はすでに大学2年生、高校2年生、中学3年生。こういう時代もあったなあ、と懐かしい。

さあ、次はどこにゆこうか?

3D風 東京タワー

今日は空がもやっているせいか、周りのビルの色があせて見える。それに比べて東京タワーの朱の色はそれほどあせては見えないため、写真では3D風に浮き出ているように見える。

ここからは東京スカイツリーも画面の外側ではあるが、遠くに薄っすらと見えていました。東京スカイツリーは、白色系のため、もやると全く見えない。また、今は完成していないため、夜もライトも何もなく真っ暗。

2011年12月4日日曜日

マネーボール


今日は、近くのユナイテッドシネマとしまえんで映画「マネーボール」を見てきました。幾つものスクリーンの1つのうちの1つですが、全席指定の全席が満員でした。14:00からのいい時間ですが、これだけ満員は久々です。

物語は、全米の球団で一番資金のないアスレティックスのGMが最下位の球団をお金を使わずにユニークな方法でプレーオフの常連にまで押し上げていったという実話を映画化したものです。しかし、これは昔の話で、現在のアスレティックスは低迷しているようです。

この映画を見ているとGMという職業が現場に必要な人材を見極めて集めてくるという重要な仕事であることが分かりました。どこかの球団では球団の人事権があるGMが無視されて、人事に球団会長が異論を唱えて、それを批判してクビになったということを見聞きして、その球団の大ファンとして、胸が痛くなります。また、この映画では監督がGMの人材起用を理解して人をうまく動かすことが重要であることがわかりました。今年、セパで優勝した、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスの落合監督、秋山監督の後ろに優秀なGMがいるのだろうと思いました。しかし、来年はどうでしょうか?ホークスは、和田が大リーグを目指すといい、杉内はFA宣言、など。ドラゴンズは、毎年、名も知れない選手をスカウトが連れてきては活躍しています。きっと、来年も名も知れない選手を連れてきては、また活躍するのでしょう。でも、落合監督の下で長年活躍してきた選手も全盛期を過ぎていることは誰の目にも明らかでしょう。立浪、森野、谷繁、等など。また、昔中日から戦力外で楽天に加入した山崎が、楽天からも戦力外になったのを、中日が代打要員としてとるなどと、そうそう西武の和田のようには活躍はできないでしょう。久しぶりにニュース23に出演した楽天ゴールデンイーグルスの星野監督も、思わず本音がでていました。中日はスカウト人が優秀だったのでしょうね、といっていました。聞いている側からすると、落合監督の采配も良かったかもしれないけど、中日は良い選手が毎年補強されているのに比べて、楽天はまだまだだな、というように聞こえました。そういう点では、セリーグの最下位の横浜ベイスターズはどうだろう。新しい球団は高田 繁氏をGMとして決めたようだ。高田氏はGMとして日本ハムを日本一に導いたが、ヤクルトでは、監督として思うような成績を出せずに、昨年のシーズン途中で解雇された。それにしても、日本ハムのスカウト陣はなにを考えているのか?相思相愛の東海大学の菅野を指名して、クジで当てれば自分のところに来るとでも思ったのか?それとも、ダルビッシュが抜けたらどうしようと切羽詰ってやったことか?いずれにしても、思い上がったスカウトだと思う。

この映画のGMは将来を嘱望されて大リーグに入団しては見たものの、活躍できなかった選手がなったものでした。優秀なアドバイザーに出会って、選手の選択に、今までのデータを活用したユニークな方法を取り入れました。色々な球団から戦力外扱いされていた選手でも、球団が勝つために必要だと思えば、自分のところの選手と交換トレードや安い金銭でトレードして集めていました。シーズン最初は10数連敗で成果が出ないまま、シーズン中もトレードを続けて、成果を出し始めるとそれまでの大リーグの連勝記録を抜く20連勝を達成。そうすると、こんな選手起用をきちがい扱いした他球団がこのGMを見直して、あの金持ち球団であるボストンレッドソックスがこのGMを自分の球団のGMとして法外なオファーを出したが、本人はアスレティックスで勝ちたいんだと断って、その後もGMを続けたようです。

一番ドキッとして、印象が残っているのは、10数連敗から立ち直って20連勝したことでもなく、レッドソックスからのオファーを断ったことでもなく、立て直す段階で、その場でクビを宣言する、本人の意思に関係なく、突然のトレードなどの場面でした。私はずっと外資系で働いるので、何度かこのような目にあいました。ある会社では、本社では出社すると上司から呼ばれて午前中に身の回りを片付けて、昼までに出てゆけと言われて何人も退職させられたという場面もありましたし、私も2月の最後の週に上司から呼ばれて、今週中までで退職するようにと言われました。次の週には会社に入るIDカードもありませんし、メールのアカウントは削除されていますし、席もありません。ただ、日本では労働基準法があるので、次の月の1か月分の給料と退職パッケージで幾らかのお金が払われましたが、会社には来てはいけないという条件でした。ただし、トレードはありません。ただの首切りです。最終的に、この会社は日本から撤退してゆきましたが。

ここをクリックするとマネーボールのオフィシャルサイトへジャンプします。

・書籍の紹介